2022年の6月に行ってきた直島旅行の写真です。1年半前のものですが、写真がいっぱいあるので、まとめてみようかと。オーバルに1泊、ミュージアムに2泊して、ろ霞という旅館に1泊しました。良かったらどうぞ。ミュージアムは→こちら。ろ霞は→こちら。アート鑑賞は→こちら
今回は素直に羽田から高松までフルサービスキャリア(ANAだったかな?)を使って移動しました。前回、遊びに行ったときは成田からLCC(ジェットスター)を使いましたが、たしか早朝と夜の便しかなく、私の住んでいるところからは始発で出発しても早朝の便に間に合わない時間だったので、成田で一泊した記憶があります。LCCだと航空券自体は片道5,000円ですが、成田に行く手間と前泊代を考えるとあまり、、、ということで。
大学時代(ほぼ四半世紀前)には新宿から夜行バスで高松港にも行ったことがありますが、その時は朝5時に高松港に着いてしまい、朝8時の最初の船がくるまで船の待合所のベンチで寝て過ごしたのは良い思い出。
香川に着いて最初にすべきことと言えば、まずうどんを食べる事。これがオフィシャルな礼儀です。
うまい!観光客相手ではなく、地元の人が行くお店が美味しいですね。私たちは観光客なので、大きな荷物で地元の方の昼食を邪魔をしてしまいました。。。お金を落としていくので、勘弁してください。
高松港です。直島行きのフェリーの他にもアニメ化もされた大人気漫画、『からかい上手の高木さん』の舞台にもなっている小豆島行きのフェリーなんかもあり、いたるところで高木さんを見かけます。高木さんで町おこし。高木さんにクリティカルくらった者としてはニヤニヤが止まらない。
乗船して出航。普段、感じることのない海上の風に上がるテンション。
直島上陸。
きれいな砂浜と、シャトルバス経路看板と、バス乗り継いでのベネッセミュージアム。停留所から少し登るので荷物を押すのが少し大変。受付で知ったのですが、オーバル宿泊客は港まで送迎してくれるとのことでした。。。坂をゴロゴロ荷物運搬も楽しいですけどね!
オーバルへは美術館の中を通って、専用のモノレールで移動します。ワクワクが止まらない!
振り返ると海!見上げるとオーバル!
オーバルの中庭と屋上から中庭見下げ(屋上に登れます)と屋上から見た海と設置された滝とランドスケープ。昼はこんな感じ。映えは夜ですね。
夕食に行く前景。美しすぎます。何もしなくていいから、空の色が変わっていく様子をただただ眺めていたい。
夜。美しくて静謐で。何もしなくてもいい、ただそこにいればいい感じ。足るを知る。にしては贅沢すぎるか。風も気持ちいいし、ただ立ってボケ~っとしていたい。
時間はちょっと戻って、ウェルカムドリンクをいただいているところ。海をみながらスパークリングワイン。ホッとします。
リチャード・ロングの部屋に泊まりました。海に向かって全面ガラス張り。そしてミュージアムもそうなのですが、バルコニーに隣室との戸境がないので、視線を遮るものがあまりない。よって隣人と同時にバルコニーに出るととても気まずくなりそうですが、今回、そのタイミングはありませんでした。ミュージアムではありましたが、、、
バルコニーでスケッチしたりするの図。気持ちいい風。普段、ぼやっとしたまま漫然と過ぎていく時間にピントが合う感じ。生きるというのは、ただ時間を積み重ねることでは無く、この瞬間にしかないんだと改めて思う。帰ってきた今となっては、再び漠然と時間を積み上げ、ただ老化への道を進んでいるだけですが。。。それも受け入れて生きていきます。なにものでもなくても、なんになれなくてもただ生きていくのです。生きていけばいいのです。
ちなみにサッシが上下に開口して、全開するところがあります。地下に駆動部が納められているんでしょうけど、メンテナンス大変そう。
夕飯は和食を選択しました。虎魚の存在感。すごく丁寧に作られているのが伝わってきます。
朝のオーバル散歩。気持ち良さしかない。
杉本博司の作品が美しく眺められる席にて朝食。朝日と影とコンクリートと杉本博司。この季節の、この時間の、この場所でしかありえない景色。この上なく贅沢な時間が流れていました。
贅沢な旅だった。。。
それではアニッチャ!!!
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