神泉にある遠藤利三郎商店に行ってきました。めちゃめちゃ美味しかった。
本店?は墨田区の押上にあるようですが、義理の弟の誕生会という事もあって、弟側に寄せて神泉へ。神泉には初めていきました。渋谷という巨大ターミナルから一駅ということで、静かで落ち着いた雰囲気の街でした。
神泉駅からは徒歩5分。電車でも問題なく行けます。
店内はメゾネットになっています。今回は席だけの予約で2階に案内されました。ベロッベロになるまで酔っぱらうと、階段で事件を起こすかもしれませんので気を付けましょう。てか、気を付けます。結構酔ってしまって。。。危なかった。すべてはおいしい料理とワインが悪いのです。
壁一面にワインがディスプレイされていて、その横には大きなワインセラー。打ち放しのコンクリートの壁にはサインがいっぱいありました。
テーブルセッティングおよびアラカルトとグラスワインのメニュー。コースもありましたが、今回はアラカルト。メニューによっては調理に60分程度かかるものもあるようです。他にボトルワインのメニューもあります。さらっとしか見ていませんが、だいたい¥7,000~50,000円くらいのワインだった気がします。
お通しの海老とアスパラガスのガスパッチョ。夏らしい酸味のきいた味わい。最初に頼んだリースリングのスパークリングワインにぴったりでした。
肉前菜5種盛り合わせ。右側奥がロースの生ハム、手前が鴨の生ハムで、どちらも自家製!噛めば噛むほど旨味が溢れる絶品生ハムです。パテドカンパーニュやバケットもあるので、けっこうなボリューム。
カルパッチョ、チーズ3種盛り合わせ、貝とかパスタとか。他にピクルスもいただきました。
チーズは白カビがブリ・ド・モー、青カビがオッソ・イラティ、ハードがブルー・ドーベルニュ。
ピクルスもおいしかったですねー。むせかえるような酸味のピクルスもたまにありますが、こちらのピクルスはすごくマイルド。酸にカドが無い。いい熟成を経たワインの様でした。
そしておそらく、そのピクルスを刻んだものをカルパッチョに乗せています。よってカルパッチョも絶品。
グラスワインにあまり惹かれるものが無かったのでボトルワインを注文。オレゴンのピノ・ノワールに興味があったものの今まで飲んだことが無かったので、店員さんと相談の上、注文したのがこちら。
めちゃめちゃおいしかったです。知らない生産者の知らないアペラシオンの知らないヴィンテージでしたが。プロレタリアート的なエチケットですが、味わいは極上。
店内が暗いので色調は分かりませんでしたが、ピノ・ノワールにしては結構黒めの色調だったともいます。香りも黒系の果実が強かったので。凝縮感を感じました。
そして特質すべきはその滑らかでしなやかな酸とタンニン。『ベルベットの様な舌触り』ってこういうことを言うんだよ!コレだよコレ!!!って感じ。もうずっと舌の上で転がしていたい。至福の感触。このワインは別でまとめます。
という事で、神泉 遠藤利三郎商店、大満足でした!私はこの近辺に行く機会がほぼありませんが、もしお近くに用事がある際はぜひ!って思えるお店。1階のカウンター席で軽く一杯だけでもありだと思います!
それではアニッチャ!!!
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