イタリアを代表する瓶内二次発酵ワイン、フランチャコルタです。自宅で飲みましたが、本当は『山代温泉 べにや 無何有』に泊まりに行った際、飲みたいワインがなかったときのために、宿に向かう途中、加賀市にある『エノテカ チェドロ ステッラ』でチーズと一緒に購入したものです。無何有にシャンパーニュが準備してあったので、そちらではそれをいただいて、このワインは持って帰ってきた次第。
フランチャコルタは北イタリアのロンバルディア州で生産される、瓶内二次発酵のスパークリングワインです。スパークリングワインのことをイタリアではスプマンテと呼びますが、その中でも限られた生産地域、厳格な生産基準を守って造られたもののみが、フランチャコルタを名乗れます。フランスのスパークリングワイン、ヴァン・ムスーとシャンパーニュの関係とほぼ一緒でしょうかね。
セパージュはシャルドネ75％、ピノ・ネロ15％、ピノ・ビアンコ10％。
外観はきれいなレモンイエロー。瓶内二次発酵らしい、繊細できれいな泡が持続的に立ち上り続ける。
香りは白い花、酸を感じるフレッシュな青りんご、清涼感あるミント、そこに豊かなトーストの様な酵母の香りにハチミツもあって、フレッシュな中にも熟成感を感じる。さすがフランチャコルタ。
味わいは香りから感じた通り、酸が豊富。一本、芯の通った硬質な酸です。また炭酸の豊富なので、それと相まって、とてもキレがいい。冷涼地らしいさっぱりとした味わい。味わいとしてはニュートラルなので、何にでも合わせられそう。
なのでコース料理でも、これ一本でも十分楽しめるかと。
旅先で購入したという事もあって、記憶に残ってくれそうな美味しいワインでした。
それではアニッチャ!!!
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