arcana izu オーベルジュ 2023年11月上旬

旅行

 11月上旬に伊豆のオーベルジュ、『arcana izu (アルカナイズ)』に泊まってきました。目の前が山なので、紅葉の季節に行ったらとてもきれいかと思います。調べたら11月中旬から12月上旬がアルカナイズ周りの紅葉の見ごろの様ですね。惜しかった。それが無くても、料理もお風呂も最高でしたけどね^^

リバーウィングスイート

 今回泊まったのはリバーウィングスイート。

 部屋はワンルームで、山に向かって眺望が開けています。バルコニー下には川。窓を開ければ山からの風と川からの水の音。癒されます。何もないという贅沢。

 アルカナイズにはロビーや受付が無いので、到着するなり部屋へ直行、そこで施設の説明を受けます。ウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。

 デスクとドリンク。ドリンクは無料です。boseの機材が用意されていて、アルカナイズのために作られたCDが置いてあります。なかなか良いCDでした。ただこのbose、ブルートゥースの規格が古くて、最近のスマートフォンと接続できないんですよね。。。自分の持っている音楽は聴けないと思っていた方がいいかもしれません。

 ダブルボウルの洗面台とトイレ。トイレは洗面室とつながっています。洗面横のシャワー室を抜けてベランダに出ると、そこに源泉かけ流しの温泉があります。

 山と川を渡る風が心地よい。野鳥の声と木々のざわめき。暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気温の時に行ったように思います。おかげでひたすら温泉に浸かり続けられました。チェックイン後、写真をテキトウに撮ってすぐ入浴。

 最高です。長く浸かっていられる程よい湯温。調整もできます。

 夕食前、ギリギリの時間まで温泉を堪能。日没後の空の色の変化を温泉に浸かりながら観察。至福。

 夜は星空を眺めながらの入浴ができたようですが、、、、、私は最高の食事とワインに酔って寝てしまいました。ですが、早朝から朝風呂を堪能します!美しい朝に光、抜けるような秋の青空!

 朝食後にはお風呂に直接、日が当たるようになります。プールに入っているような感じ。懐かしさを感じます。

 優しい泉質だったので、本当にずっと浸かっていられました。草津のような強酸性だと、1時間も浸かったら肌がバリバリになってしまいますが、アルカナイズの温泉はただしっとりするだけで。本当に癒されました!

 またロビーや受付が無いだけでなく、共用の温泉も無いようなので、入れるのは部屋に備え付けられているお風呂のみ。必要にして十分ですが!

夕食

 オーベルジュですからね、これを楽しみにやってきたと言っても過言ではありません。

 夕食はカウンターでいただきました。全面ガラスの大きな開口。借景を楽しめ、クールでモダンな中にも落ち着きのある空間です。地元の食材をふんだんに使ったお料理を堪能します。

 一品目からすごいのが来ました。テーブルにセッティングされていたガラスの器をいきなり下げられ、「少し大きなものが来ますね」と説明はされましたが、想像の3倍くらい大きなものが。。。二席にまたがっています。客が3人の場合はどうするんでしょうか。。。アルカナイズのアミューズは独創的な容器で供されますが、あとでソムリエに聞いたところ、すべてシェフの手作りだとか。食材もシェフ自ら取ってくるものがあるようで、シェフの過重労働が心配になるレベル。働きすぎだぞ、シェフ!そしてシャンパーニュの泡が舞い踊っております。

 本日のメニュー、『arcana 神秘』。

 深海魚とワイン。ワインはペアリングで頼みましたが、どれも素晴らしいマリアージュでした。これはポルトガルの土着品種ですが、アルバリーニョの様なキャラクターで、キレのある酸の中に若干、塩味を感じる味わい。料理の方も優しい酸味があって、一品目にふさわしい軽快さと旨味。

 私が海老にアレルギーがあるので、魚に変更してもらった2品目。ワインは日本のメルロ。日本のメルロは初めていただきましたが、これもおいしかったー。香りはメルロらしい土っぽさやゲイミーさがあるのですが、色調が薄く、アルコール度数も低くて(11%程度でしたでしょうか)、味わいはキイチゴを感じるかわいらしさで、フレッシュなピノ・ノワールのよう。和食にも合うであろう優しい味わい。日本ワインはほとんど飲みませんが、日本らしさの出た素晴らしいワインでした。こういう方向のものがあるなら、もっと日本ワイン飲んでいいかもと思えるワイン。

 メニュー外でおすすめされた鮎も注文してみました。骨をカリッと仕上げて、内臓は煮詰めてソースに。身はプリプリのフライに。無駄なく一匹堪能。濃厚なソースがめちゃめちゃうまい。これに合わせたのはワインではなく、箕面ビールのヴァイツェン。芳醇な酵母の香りが素晴らしい。一緒に写っているシャルドネは後の料理のワインですが、ブルゴーニュとオレゴンのシャルドネ飲み比べになっていて、とてもおもしろい。

 これ以降、酔っちゃってあまり覚えていませんが、こんなのをいただいた様です。

 どれもおいしくいただきました。そして最初にも書きましたが、マリアージュが完璧。最高のソムリエさんです。「銘醸地のワインは値上がりが激しくて全然買えないから、今は南アフリカのワインばかり飲んでます」と話したところ、「うちも南アフリカワインありますよ」と、セラーも見せてくれました。南アフリカのトップレンジワインがゴロゴロと。さすがの品揃え。ペアリング前提だったのでワインリスト見せてもらわなかったのを若干後悔しております。

 これもメニュー外でいただいたウォッシュチーズとハードチーズ。付け合わせのナッツが練り込まれたパンがチーズにめちゃめちゃ合って、販売してないか聞いたところ、これはアルカナイズで作っているものではなく、有名なパン屋から仕入れているとのこと。買って帰ろうかと思いましたが、すぐ売り切れてしまうようなので、泣く泣く諦めましたとさ。いやー、でも大満足の夕飯でした!

朝食

 夕飯と同じところで朝食もいただきます。

 まぶしいほどの緑を眺めながらの朝食。卵料理が料理法とソースを選べました。妻はオムレツ、私は温泉卵におフランスな感じのソース。食材の良さが素直に感じられる、おいしい朝食でした。

 朝食後はチェックアウトまで温泉に浸かったりしながらゆっくりと過ごしました。今回は1泊しかできませんでしたが、連泊して流れる時間と季節と料理を堪能したい宿ですね。それは再訪した時の楽しみにしておきます!

 また来ます!アルカナイズ

観光

 アルカナイズメインの旅行でしたが、近くに観光できるところもあったので、いくつか寄ってみました。

 修善寺。山を背景に堂々たる風情。自然と背筋が伸びますね。

 竹林の小径。ベンチに寝転がって空を眺めます。風があって、光があって。忙しい日々に埋没しがちだけど、美というものは 『常に/すでに』ここにあるものなのだと認識させてくれます。これはアートそのものです。

 修善寺から車ですぐのところにあるもみじ林。紅葉の時期ではなかったので、普通の公園でしたが、富士山が眺められました。

 アルカナイズにほどちかい「浄蓮の滝」。水がめちゃくちゃきれい!なので、このきれいな水を使ってワサビの栽培をしています。

 充実した伊豆旅行でした。次来るときはアルカナイズ連泊で!

 それではアニッチャ!!!

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